Chromebook

パソコンはネット検索とメールができれば良い。Chromebook はそのような人に最適なパソコンです。ひとことで言えば、Google Chrome 専用パソコンです。

パソコンメーカー各社から発売されていまが、OSはグーグルが開発したGoogle Chrome OSです、WEBブラウザはChromiumです。Google ChromeやMicrosoft EdgeはChromiumから派生したものです。

キーボードは英語キーボードと日本語キーボードがあります。購入前に確認してください。キーボード配列はWindows パソコンと少し違いますが、キーボード操作はWindows とほぼ同じです。タッチパッドとタッチパネルもほぼ同じです。マウスも使用できます。

スマホやタブレットのOSで、アンドロイドOSがあります。これもグーグルが開発したOSです。Chromebook はアンドロイド系のスマホやタブレットとの親和性が高く、ある時はWindowsパソコンと同じように動き、ある時はタブレットとして、Google Play のアプリが利用できます。

Chromebookの特徴

Chromebookの価格帯はおおよそ３万円から10万円です。最安値のタイプでも、ネット検索とメールは快適に動きます。スクリーンリーダーも標準搭載なので追加の費用は不要です。Windows対応の一般的なアプリは使用できません。

Chromebookの形状はノート型、セパレート型、タブレット型、があります。セパレート型は画面とキーボードが分離できて、タブレットとしても使用できます。

Chromebookの画面サイズは10インチから15インチくらいです。ノート型の画面サイズはすべてのサイズがあります。セパレート型とタブレット型は10インチから12インチ程度です。

Chromebookのキーボード配列は画面サイズに関係なくすべて同一で、キーの数は78個です。右側のテンキー等はありません。

ChromebookのCPUはアンドロイド系タブレットと同じものです。10万円前後の高性能のものはパソコンと同じCPUが使われているものもあります。HDDは搭載されていません。半導体記憶装置が搭載されています。パソコンでCドライブがSSDのものと同様の性能を発揮します。

Chromebookを利用するにはグーグルアカウントが必須です。すでに作成して、パソコンで使用している場合は、Chromebookでも、同期してそのまま利用できます。

グーグルアカウントを持っていない場合は新規作成して下さい。

Chromebook利用に必要な情報はヘルプを参照してください。

①：初めて電源を入れたときは「ようこそ」画面が表示されます。日本語で「ようこそ」か、または英語で「Wellcome」と表示されます。読み上げられない場合は［Ctrl+Alt+Z］を押すとスクリーンリーダーが起動されると思います。（注：未確認です）

②：「Wellcome」と英語表記の場合は、言語選択で「日本語（日本）」を選択し、キーボード選択で「日本語」を選択すると「ようこそ」に変わります。

③：次はWiFiのネットワーク接続をします。一覧表示の中から接続したいSSIDを選択し、パスワードを入力して、［接続］ボタンをクリックします。

④：ネットワークに接続されると「Google Chrome OS利用規約」が表示されるので内容を確認の上「同意して続行」をクリックします。

⑤：グーグルアカウントの「メールアドレス」と「パスワード」を入力してログインします。パスワードは一文字入力するたびに「箇条書き」と聴こえます。

⑥：「ログインしました」と表示されるので「同意して続行」をクリックします。

⑦：Google Play のアプリとサービスの利用規約の同意を求められるので、内容を確認のうえ、「同意する」をクリックします。

⑧：Googleアシスタントの利用に関する確認画面に進むので、「次へ」をクリックします。

⑨：Googleアシスタントは『OK Google』と話しかける、あれです。Googleアシスタントを利用したい場合は、「同意する」をクリックします。

以上で、初期設定は完了です。

初期設定完了後は、電源を入れるとログイン画面が表示されます。グーグルアカウントのパスワードを入力するとログイン完了です。通常はChromiumブラウザが起動され、Google検索ページが表示されます。

［Ctrl+Alt+Z］キーを押すたびに、スクリーンリーダーの開始と終了ができます。スクリーンリーダー使用中はTabキーを数回押して、パスワード入力項目を確認してください。

電源を切る手順は［Ctrl+W］キーを押して、すべてのウインドウを閉じます。Tabキーを押してステータストレイまで移動し、Enterキーを押します。Tabキーを押して終了ボタンまで移動し、Enterキーを押します。

ChromebookはChromeVoxというスクリーンリーダーが標準で組み込まれています。